清姫の話。【象徴】モチーフとしての蛇

大蛇を撫でる清姫清姫
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澄姫です。

白蛇をペットとして飼ってみたいな、とも思うのですが生き物を飼う以上当然ながらきちんと世話をしないといけません。

蛇の餌はタンパク質が多いので、生きたネズミを上げるなどという話をちらほら見ます。ちょっと難易度高いなぁ……と諦めがち。

そう考えると犬や猫は餌が潤沢ですね。なお僕はペットですとリスと小鳥を飼っていました。

ばぐ
ばぐ

Youtube見て我慢してる

蛇は色々な物語に出てくるよねって話

さて、今日はの話をしようと思います。

物語に登場する生き物として、結構蛇は登場回数が多いと同時に、何かを暗喩したりまた特別な役割を持っている事が大抵です。まあ、そもそも物語で無意味に登場する生き物はあまり居ないと思いますが、定番の犬や猫に比べると象徴的に感じられると思います。

例えば聖書であったり、十二支、東洋では龍も蛇と同一の存在として描かれたり記述されることが多く、民話も多く残ります。日本ですと狐に並ぶ民話生物やもしれません。

象徴としての蛇の話

では具体的に蛇はどんな象徴とされるのか、どんな役割を持っているのか、という話をしたいと思います。

そこから、何故清姫が他の化生ではなく蛇になったのかが垣間見える……といいですね。

改めて蛇という生き物の形を見てみると相当不思議な形をしています。

手も足も無く、地をくねくねと這って移動する様子は、あまり親近感が無いというか、明らかに異質なものであるという印象があります。蛇の持つ象徴の一つに、「人間のライバル」という面があります。人間というのは凄く複雑な存在です。

一方で蛇は凄く単純な形をしています。ある部族は、蛇を表すのに一本の線を書くそうです。確かに、蛇を描こうとしたらそうなりますし多少くねくねさせておけばなんとなく蛇に見えなくもないですからね。

どこか知能生命体として他の生き物とは違う、複雑さが人間の性質であるとするならば確かに、単純な蛇は人間と対立する存在であると言えます。

さらには、有名なウロボロスですがあの蛇は尻尾を咥えることによって終わりなき「永遠」の象徴を持ちます。一本の線が円になる、という風に捉えると分かり易いでしょうか。

きちんというと永遠というよりも寧ろ循環と言った方が正しいようです。ウロボロスの作った円は神の観念そのものを暗示するのだとか云々……すごく壮大ですね。

単純な、何にでも成り得る「線」という面を持っているが故に、蛇の持つ意味は幅広いのでしょう。

有名な蛇の話

固有名詞で名前を挙げていきますと、リヴァイアサンミズガルズ蛇アケロオスなどの蛇や蛇の性質を持つこれらの神話生物は水の精としての役割を持ち、怒ると恐るべき存在ともなります。

リヴァイアサンなんて結構有名ですし、大抵話に登場するときは水を纏いながらしょっぱな大激怒している印象が強いですね。お鎮まり下され……。

これら以外にもケツァルコアトルに代表される文明としての象徴、あとは性としての象徴、などなど……なんか蛇の持つ象徴だけで世界を作れてしまうそうなくらいに色々あります。

箇条書きにして列挙していこうとするだけでも下手したら百を超えそうなくらいあります……蛇、凄い。

今回の記事を書くにあたって、『世界シンボル大事典』という本を参考にしているのですが、全項目の中で一番蛇の記述が多かったです。余程印象的なのですね、蛇……。

さて、清姫さんの話を少しだけすると、日高川の辺りで完全な蛇体となっていたりする点から水神としての面がやや見えていますね。

激怒もしてたし。なのになんで炎を吐くのかは別としまして。

凄く現実的な話をしてしまうと、鐘が燃える時の様子がとぐろを巻いた蛇のように見えたからではないか、とも考えられています。確かに渦巻く炎って蛇に見えなくもないですね。これ蛇が色々な物に見えすぎてしまうだけなきもしますが。

蛇の話はまたちらほらとしていけると良いですね。長くなりそうだなぁ……。

今回はここ迄。御読み頂きありがとう御座いました。
ではまた次回も……清姫の話をするとしよう。