清姫の話。【童歌】手毬唄について

手毬唄の清姫 民間伝承
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澄姫です。

スマートフォンや携帯ゲーム機が普及した現代、公園ですらゲームをしている子供の姿も珍しくありません。

とりあえずそこに行けば誰かが居る公園があって、誰が持ってきたともしれないボールを蹴飛ばしたり鬼ごっこをする……という考えもやや古くなってしまったように感じてしまいます。代わりにゲートボールをするお年寄りが跋扈する今日。

ばぐ
ばぐ

魑魅魍魎

今回はそんな年寄りたちがうら若き少年少女だった頃の遊びに纏わるお話。

手毬歌の話。

皆さんは手毬唄、というのをご存知でしょうか。

まりつきをしながら特に女の子たちが合わせて歌った遊び歌やわらべ歌のことを言います。

元々は遊郭の遊びだったそうですが、ボールが安価になって子供の遊び道具になってから広まっていったとか。昭和中期までは珍しくなかったそうですが、テレビの普及や先に上げたゲームの普及などで姿を消していき、最近ではもはや天然記念物クラスですね。

しかしながら、そもそもまりつきでなくともボール遊びの出来る場所が少なくなっていますね。道路に出てしまっては危ないだのなんだの。

澄姫
澄姫

余談余談。

有名な手毬唄では「あんたがたどこさ」というのがあります。
「あんたがたどこさ 肥後さ 肥後どこさ 熊本さ 熊本どこさ 船場さ」のフレーズは耳にしたことがあるのではないでしょうか。ちなみに熊本生まれではなく埼玉県生まれの手毬唄ではないか、と言われているそうです。

清姫伝説の手毬唄の話。

さて、清姫伝説を歌った手毬唄、若しくは童歌が和歌山県には伝わっているそうです。
以下歌詞です。

トントン お寺の 道成寺 
釣鐘下ろいて 身を隠し 
安珍清姫 蛇に化けて 
七重に巻かれて ひとまわり ひとまわり
トントン お寺の 道成寺 
六十二段の 階(きざはし)を 
上がり詰めたら 仁王さん 
左は唐銅(からがね) 手水鉢 手水鉢

真面目にドリブルの練習をする小さい清姫

夕暮れ、道成寺の境内で口ずさみながらまりをつく少女、考えると大変絵になりますね。

前にコミックマーケットで出会った人から聞いたのですが、和歌山県の人にとってやはり清姫伝説は大変身近な物語であるようです。

ばぐ
ばぐ

うらやましい

その人は清姫伝説を知らないと言ったら和歌山県出身の人に驚かれたと言って居ました。
また、少し前の記事で紹介した清姫伝説の小説ですがそのうち何名かの作家さんは和歌山県がご出身です。

CHECK 【清姫文学】清姫伝説の小説 | 清廉紀州流域

トントンお寺の道成寺。短く小さな清姫の話。
それでも今なお語り継がれる清姫の話、でした。

今回はここ迄。御読み頂きありがとう御座いました。
ではまた次回も……清姫の話をするとしよう。